
あっという間に12月。つい先日初釜を終えたばかりと思っていたのに、もう来年の初釜の打ち合わせを行なう時期が到来。いよいよ74歳を迎えるか・・・と複雑な心境。
今年1年間への思いは人それぞれだが、この狭い地域に住むと、喜びも悲しみも他人事ではなく、共通して笑ったり泣いたりすることが多い。皆が高齢化してくると、寂しい出来事が増えるのは仕方がない。急逝された方々、高齢化や病などの事情で住み慣れた八ケ岳南麓を後にし、都心の施設に移った方々、楽しみを与えてくれたレストランやおしゃれなお店の閉店などなど。
そうした寂しさを共有しながらも、我が雪丸庵の茶の湯は健在だ。むしろ昨年は仲間がずいぶん増えた。得がたいことだ。これからはただ茶の湯の教室というだけではなく、みんなの心のよりどころになっていくといいなあ・・・と、師走の茶の湯につくづく思う。
*写真は雪丸庵、12月の菓子「寒椿」 製は茶の湯仲間「露月」
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- 2017/12/04(月) 11:22:55|
- 茶の湯
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